2020.01.25
バーデンス通信⑶〜4種類の界面活性剤
山本です。
界面活性剤には4種類あります。
1)アニオン界面活性剤(陰イオン)=主に洗浄剤(泡立つもの)
2)カチオン界面活性剤(陽イオン)=トリートメント・柔軟剤・殺菌剤など
3)両性界面活性剤(陰陽)=洗浄効果はあるが弱い
4)非イオン界面活性剤=クリーム・日焼け止め・クレンジングなど
これまで洗浄剤については…
1)アニオン界面活性剤のお話をしています。
バーデンス通信⑵では、洗浄剤に使われている界面活性剤では名前が違うことをお伝えいたしました。
【シャンプー、洗顔フォーム、ボディソープ、歯磨き粉など】
体に使う洗浄剤に入っているアニオン界面活性剤=ラウレス硫酸〇〇/ラウリル硫酸〇〇→「厚生労働省」
【食器洗剤、洗濯洗剤、お風呂・トイレ洗剤など】
日用品に入っているアニオン界面活性剤=アルギルエーテル硫酸〇〇/アルキルベンゼンスルホン酸など→「経済産業省」
これはね
同じアニオン界面活性剤なのに…
「厚生労働省」での扱いか「経済産業省」での扱いかで名前が違うだけなんです。
つまり
マジックリンやジョイで髪や体を洗っているのと同じなんです。
香りや潤い成分など…洗うものによって調合に工夫がされているってわけなんですね。