2020.09.15
スパルタ教育の先は…
こんばんは〜山本です。
今日はちょっと内事情を赤裸々に。
小さな小さな会社ですが…KANONの組織について。
社員教育とか、リーダーという立場にある方で、壁にぶつかっていらっしゃる方がいらしたら…
KANON8年目。
後半3〜4年前からスタッフが辞めずに働いてくれています。
前半の3〜4年は、本当にスタッフの出入りが激しかったです。
私の理想とするスタッフの動き、流れ…システムがなかなか構築できず、スタッフ達を振り回していたのだと思います。
本当に申し訳なかったと思っています。
厳しくしても、優しくしても…辞めてしまう。
どうせ優しくしても、どんなに大切に想っても、辞めてしまうなら…
嫌われても構わない。←どのみち嫌われてしまうしね。
それなら、私を大嫌いになっても構わないので
私が理想とする形をムチで伝えよう。←アメは無し。
そう決めて、新人スタッフと向き合ったのが3年半前です。
「まぁいっか。」「仕方ないか。」という思いは全て捨て去り、「こうして欲しい」というやり方をスパルタで伝えよう。
優しい言葉なんて一切なくって
凍りつくような指導だったと思います。
私は「KANONのため」に真剣だったと同時に、すっかり人を信用できなくなっていた時期だったので〜ゆき店長やひらちゃんの気持ちを汲む余裕もなく…
でもね、私なりの信念があって。
KANONが継続できることが、スタッフの働く場所になるわけで。
それぞれのスタッフの動きに無駄がなくなれば、みんなが楽になる。
効率が良くなれば、スタッフの人数が少なくても回る。
ボーナスがもらえる。
あうんの呼吸のチームワークで達成感を味わえる。
自分の成長や変化にワクワクできる。自分を好きになれる。
そんなKANONになりたいから必死でした。
なんとか一丁前の会社になりたい気持ちです。
それが今の結果です。
扶養内でのお勤めが希望だったゆき店長が、今や正社員の店長です。
あのような私の指導は、ゆき店長がいてくれる限り、もう2度とないと思います。
笑笑
私もゆき店長も平ちゃんも貴重な体験でした。
今ね、2名の新人が奮闘中です。
きっと、私の指導や存在が怖いと思うけれど…
もしその2人が、このブログを読んでくれていたら
今の10倍?100倍?の凍りつくような私の指導を受けて乗り越えた2人にとっては、屁の河童のようなものなんです。
だから、店長にはもっと厳しく指導して欲しいと、今日叱りました。
お客様にとっては、新人もベテランも、全く関係ありません。
お給料をもらって接客する以上、プロ意識で。
私はそうやって指導されてきたのだと思います。
新人だから注射を失敗しても仕方ない。そんな話ありえないです。
そうやって生きてきた私のもとで働くのはちょっと過酷かもしれませんね。
今日、ゆき店長とひらちゃんに、スパルタをされていた時の心境はどうだった?
辞めようとは思わなかった?と聞いてみました。笑
そしたらね
ゆき店長は、全く辞める気持ちはなく、逆に「辞めさせられるかもしれない」と思っていたのだそうで。
「悔しいから早く仕事を覚えたい。」という気持ちで頑張っていたのだそう。
ひらちゃんもなの。辞める気持ちはなくって「覚えなきゃ!」って必死だったんだって。
私の言葉は全くオブラートに包まれないので、きついんです。
自覚ありです。
でも、仕事だから。
ひらちゃんは口下手だから…何も言いませんが
ゆき店長は私が何かを決断する時、必ず「オーナーについて行きます」と言ってくれます。
いづみ副店長は私のスパルタを封印した後に入社していますが、「ゆき店長にならついて行きたい、ゆき店長を支えたい」という気持ちで副店長を受けてくれました。
本当に素敵な関係だと思います。
結局は「嫌われる勇気」ってやつなんでしょうか。
みんなの能力が高まれば、みんなが幸せになれる。
そんなずっとレベルアップして行きたい私です。
すごいんです。
店長、副店長、ひらちゃん。
もう、私が次の課題を出さなくても、自分たちで私に提案してきてくれます。
目標のレベルが上がっています。
私も加速しなきゃ〜追いつかれそうです。
18日は店長と副店長と3人で…実験に行ってまいります。
KANONの発展のための実験です。
それでお休みをいただくことにしました。
すみません。スタッフに余力がなくって…
木曜日は通常営業です。どうぞよろしくお願いいたします。